2012年01月02日

竹中式マトリクス勉強法

『竹中式マトリクス勉強法』(竹中平蔵著)を読んでいます。語学にも通ずる、まさに勉強になる本です。書いてある文章は簡単にしてシンプル、読みやすいと思います。

タイトルにあるマトリクス勉強法とは、「勉強」を4つのタイプに分ける発想です。「天井がある勉強」と「天井がない勉強」。また、「武器としての勉強」と、「人と人とを結ぶ勉強」。この2x2で4つのマトリクスができるわけです。
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※「竹中式マトリクス勉強法」、竹中平蔵著、 幻冬舎、2008年、引用

A 記憶勉強
B 仕事勉強
C 趣味勉強
D 人生勉強
この4つが竹中式マトリクスにおける勉強です。

勉強というと一般的には、受験や資格や社内試験のための「お勉強」をイメージします。その一方、本当の勉強とは「実学」であるというか、実践的ともいえる「頭の良さ」である、という実社会で高く認めらている考え方があります。近代の偉人として(批判もありますが)、松下幸之助さんや田中角栄さんは「実学」の大家である、とみられています。いわゆる、「成り上がり」とか「たたき上げ」に伴う勉強です。実社会での経験にストレートに基く勉強です。

そういった一般論を背景に、竹中氏いわく、俗に言う「お勉強」は4タイプの一つに過ぎまない、との主張です。さらにいわゆる「実学」も、4つのうちの一つに過ぎない、とも言いたいようです。人はこの4つのマトリクスを行き来して、人生のキャリアを積む。そんな考え方が、竹中平蔵先生の中にあると思います。

         ※         ※         ※

まず私は「お勉強」と「実学」を含むマトリクスを知っただけで、本書を読む価値があったと思います。

また、語学の位置づけも考えてみました。まず普通に語学と言うと、TOEIC受験対策等が当てはまりますので、語学イコール「A 記憶勉強」でしょう。また、一般的に従来の日本では、語学は海外旅行などに利用できるといった面もあり、「C 趣味勉強」の色彩が強かったと言えます。しかし、グローバル経済が進展し、TPP(環太平洋経済連携協定)が話題になる中、昨今では多くの日本人にとって、語学は「B 仕事勉強」になると思います。

さらに、私が非常に気になったのは下記記述です。
・・・いわゆる「お勉強」と言い換えることもできる「A 記憶勉強」に躓(つまず)いてしまい、勉強嫌いになってしまう人があまりに多いからです。しかし、受験勉強や資格勉強に失敗したくらいで、「私は勉強に向いていない」と決めつけ、匙(さじ)を投げてしまうのはあまりにもったいない。それでは、本来の勉強の目的である、「自分を高め、人生を豊かにすること」を放棄してしまうことになります。勉強はなにも「お勉強」だけではないのです。「A 記憶勉強」の知識は十分なくとも、「B 仕事勉強」や「D 人生勉強」の知恵がある人はいくらでもいます。・・・
※25ページ、引用

これはシンプルにして、頭をガーンと叩かれたような気がしました。つまり、「お勉強」がすべてでもなく、「実学」がすべてでもなく、「趣味勉強」も「人生勉強」も同じくらい重要なのだ。少なくても、人生を豊かにするためには・・・。

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posted by Compaqs at 12:09| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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